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作家紹介 Artist
中根 航輔 Kosuke Nakane

「四角にシカク」作品解説
絵を構成する要素である物質と、制約でもある四角の平板を鑑み、物質と四角をモチーフに絵画制作をしています。四角には土・水・火・風という4つの要素からなる自然の物質を象徴する形の意味があり、物質に秀でた顔料である岩絵具を扱い物質の劣化を整頓された正方形を崩すことによって物質のもつ純粋な本質を示しています。また絵画の機能美を重んじ、四枠に正方形を配した正面性の純化を図っております。
移りゆくことに美を見出す日本の思想を元とした無常の視覚化と、物を2次元で捉えようとする日本人の視点を元に、自然の風物を題材とする花鳥風月を物質というテーマに焦点を当て簡略化した絵画制作をしています。
作品が1cm厚で尚且つ壁から約1cm浮いた額縁絵画でない理由として、平面の盤を強調させたい機能的目的に加え、現実の生活空間へ親和的に位置付けたいと考えているからです。
タイトルの「四角にシカク」のシカクには、物質を象徴するモチーフである「四角」と、日本人独自の感性による物事の捉え方、「視覚」をニュートラルなカタカナ用いてを意味しています。
1990年 | 愛媛県に生まれる |
2011年 | 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻 入学 |
2012年 |
「第30回上野の森美術館大賞展」上野の森美術館 「JAPANESE ONTEMPORARY PIONEERS 2012 ExHIBITION」NY, Jadite Galleries 第30回上野の森美術館大賞展 入選 |
2013年 |
「SELECTED WORKS FROM JAPAN 2013 EXHIBITION」NY, Michi Gallery 「ホモ・サピエンスは土に帰るらしい展」東京大学、「第24回臥龍桜日本画大賞展」飛騨位山文化交流館・岐阜県美術館 第24回臥龍桜日本画大賞展 入選 |
2014年 | 「平面の話」東邦アート |
2015年 |
「ART FAIR TOKYO 2015」東京国際フォーラム 「イチケン展 2015」東京藝術大学 陳列館・正木記念館 「Dr.Lars Nittve(M+美術館長)による公開講評会」東京藝術大学 絵画棟 |
2016年 | 「行為としての言語/言語としての行為」東邦アート、「プリマヴェーラ 春展」文房堂ギャラリー 、「1! 日本画第1研究室制作発表展」東京藝術大学 陳列館・正木記念館、「第2回石本正日本画大賞展」浜田市立石正美術館・三隅中央会館、3國G・日韓中独伝統絵画交流事業展「SPACELESS-無限-」韓国 ソウル大学、第2回石本正日本画大賞展 奨励賞 |
2017年 |
東京藝術大学美術研究科絵画専攻日本画 修了, 「The 2nd Art & Music Collaboration Exhibition 原田隆・大塚世士明・出口雄樹・岡本智晴・中根航輔」NY, Cultural Institute |
2018年 | 「菊地匠・佐々木敬介・中根航輔 展」東邦アート、「ギャラリーへ行こう 2018」数寄和 |
2019年 |
「画のなかとそと」吉野もも×中根航輔 2人展 ANAインターコンチネンタルホテル東京、 「春のチャリティー展覧会 Decor! @東京アメリカンクラブ」東京アメリカンクラブ 個展(東邦アート) |
現在 | 無所属 |
*お作品についてのお問い合わせはinfo@tohoart.comまたは03-5733-5377までお願いいたします。